飛び込み・津覇V 標準点超え安堵 女子、首里3年<県高校総体>第2日


飛び込み・津覇V 標準点超え安堵 女子、首里3年<県高校総体>第2日 女子3メートル板飛び込みで演技する首里の津覇すみれ=2日、那覇市の奥武山水泳プール(又吉康秀撮影)
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 沖縄県高校総合体育大会は2日、県内各地で16競技が行われた。競泳男子平泳ぎ100メートル決勝は比嘉功太郎(興南)が県新の1分2秒83で制した。女子飛び板飛び込み決勝は津覇すみれ(首里)が優勝した。

▽3メートル飛び板飛び込み (1)津覇すみれ(首里)301・50点

 飛び板飛び込みの津覇すみれ(首里3年)は、九州での標準点256点を上回る301・50点に「越えられて安心した」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 持ち味である飛び込み時の高さを意識した。「失敗を恐れない」と飛び上がって滞空した後、鮮やかに回転して入水する。4回目は苦手の演技だったが、ここまで最高点の40・95点を記録。足を真っすぐ伸ばすよう姿勢を意識した努力が実った。後半の8回目は得意な前宙返り2回半。「いつも通りに」と安定した試技で、全9回で最高得点の44・40点をマークした。

 昨年は全国7位入賞。今年も入賞を目指し、沖縄から1人全国へ挑む。「入水の処理はまだまだ。思い切り跳べば良かった、と後悔しない演技をする」と決意を固めた。 (名波一樹)

自信があった

 男子自由形400メートルを制し2冠の眞榮喜圭恭の話(美来工科3年) 昨年1500メートルも400メートルも2位だったので、めっちゃうれしい。練習の時から自信はあったので、絶対いけると思っていた。6月の二つの大会で国スポの標準記録を切りたい。

自己新でうれしい

 女子個人メドレー400メートルを制し2冠の内間望央(首里東3年)の話 自己新で2冠できてうれしい。予選から3秒記録を伸ばせた。新人でも200メートルとあわせて2冠できたので狙っていた。九州では予選で10位以内に入って、決勝進出を目指したい。