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又吉(kenken)、2度目頂点 ダブルミニトランポリン男子団体V


又吉(kenken)、2度目頂点 ダブルミニトランポリン男子団体V タンブリング男子で優勝した又吉健斗(前列中央)とタンブリングやダブルミニトランポリンで上位に入ったスポーツクラブkenkenの選手ら(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 県内タンブリング競技の第一人者である又吉健斗(スポーツクラブkenken)が2度目の頂点に立った。1、2の両日、静岡県の静岡産業大学磐田キャンパスで行われた第22回全日本タンブリング・ダブルミニトランポリン競技選手権大会で又吉はタンブリング男子で26・500を出し、優勝した。ダブルミニトランポリンの男子団体ではスポーツクラブkenken(東正悟・松田連南矢・和宇慶琉亮)が合計122・700で優勝した。


攻めた内容でノーミス

 助走から着地まで約40メートルの間に八つの技を連続で行うタンブリング。一度競技を離れた又吉健斗(スポーツクラブkenken)が全日本選手権大会の舞台に戻り、2021年大会以来の2度目の頂点に立った。予選、決勝1、決勝2での試技計4本をノーミスで決めた。「全部攻めた内容でミスがなかったのは良かった」と手応えを感じる納得の優勝だった。

 「最高の状態で挑めた」と万全の調子で挑んだ今大会。普段、予選は難易度を落とすが、今回は一定の技を保ち、予選、決勝1(上位8人)を全て1位通過した。優勝者が決まる決勝2(上位4人)では、国内大会で成功したのは又吉しかいない高難度の「伸身2回宙返り3回ひねり」を成功させ、優勝を決めた。

 22年のワールドカップ(W杯)で日本人初となる銅メダルなど数々の成績を残してきたが、23年3月に静岡産業大を卒業し引退、沖縄で指導者となった。教えているうちに楽しさを思い出し、同年9月に現役復帰した。練習時間は大学時代より半分以下となったが、コーチでもある父・健一さんと二人三脚で質を重視した練習をしたことで、ミスも少なくなってきた。「もっとタンブリングを広めていきたい」と話し、今後は技の難度を上げ、再び世界舞台を目指す。

 (屋嘉部長将)


「全員で成功」士気高め kenken

 予選の3人の合計得点で競うダブルミニトランポリンでスポーツクラブkenken(東正悟、松田連南矢、和宇慶琉亮)が優勝した。

 専門的にダブルミニトランポリンをしているのは東だけだったが「全員で成功させよう」と互いに声を掛け合い、士気を高めた。2本試技を行う予選では「今持っている力を3人が出してくれた」(又吉健一監督)と3人ともにミスなく技を決めた。

 3人の中で一番得点の高かった東は全ての試技で着地を全て成功させ、個人でも6位に入った。東は「団体で優勝してうれしかった」と声を弾ませる。「本当はメダルを取りたかった」と個人の記録に少し不満を見せるも「次も団体で優勝し、個人ではメダルも取りたい」とさらなる高みを目指す。

 (屋嘉部長将)