沖縄県テニス協会の会長に就任した玉城智氏らが5日、那覇市の琉球新報社を訪れて、今後の抱負などを語った。5月12日に開催された総会で役員改選があり、玉城新会長のほか、下地誠氏が理事長に就任。前会長の平良悟氏は顧問となった。会長の任期は2024年度内。
平良氏は「会長を務めた2年間は短い期間だったが、全国総体や国体で選手たちが活躍してくれた。(玉城氏と下地氏の)2人はテニスに対して熱いものを持っているので、さらにいい協会にしてくれる」と期待を込めた。
玉城氏は少子化やコロナ禍を経て小学生などの競技者数が減っていることに触れ「小学校の教育指導要領が変わり、『テニピン』という気軽にできるテニス型のゲームが授業でできるようになり、県内でも広まっている。競技者数の拡大を目指しながら、中学、高校、一般の選手が安心・安全に競技できる環境づくりをしたい」と意気込んだ。
(屋嘉部長将)