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北中城、チームスプリント2位 「絶好調だった」1走・小田桐 全九州高校自転車


北中城、チームスプリント2位 「絶好調だった」1走・小田桐 全九州高校自転車 男子チームスプリントで2位だった北中城の(左から)仲眞良河、久貝一心、小田桐侃汰=7日、福岡県(提供)
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 自転車の2024年度全九州高校体育大会第1日は7日、福岡県の北九州メディアドームで開幕し、男子チームスプリントで北中城(小田桐侃汰、仲眞良河、久貝一心)が1分17秒678で2位となった。1分21秒140の全国高校総体参加標準記録を突破した。男子4000メートル団体追い抜きで北中城(諸見航太郎、邊野喜千羅、坂本遼太郎、喜如嘉朝煌)が4分55秒073で8位入賞した。


 3人で400メートルトラックを3周し、1周ごとに先頭が抜ける男子チームスプリント。短距離が得意な北中城の1走、小田桐侃汰が「絶好調だった」と練習よりも約1秒早いタイムで走り、チームを勢い付けた。2走の久貝一心、3走の副主将、仲眞良河が後に続き、チームベストの1分17秒618でゴールした。

 たが優勝まで約0・100秒届かず、仲眞は「あと一歩だった。うれしい気持ちと悔しい気持ちが入り交じっている」と複雑な心境を語った。

 だが、これで全国総体標準記録を突破した。「なんとか食らいついた」という仲眞は「1走がガンッと飛ばせるかが全国の鍵になる。もっと楽に前に付いていき、力を出し切りたい」と入賞の8位以上を狙う。

 (古川峻)