第106回全国高校野球選手権大会に出場する興南の我喜屋優監督や石川駿介主将、西銘健一部長らが25日、那覇市の琉球新報社を訪れ、2年ぶり14度目の出場となる甲子園大会への意気込みを語った。
石川主将は「監督やコーチ、保護者らの支えのおかげで沖縄大会を優勝できた。甲子園は強豪校ばかり。足元をしっかり見て、自分たちができる興南野球をやって、一戦一戦全力で戦いたい」と意気込んだ。
21日の沖縄大会決勝では興南が延長十回タイブレークの末に4―3でエナジックにサヨナラ勝ちした。我喜屋監督は「決勝まで気を抜くような試合はなかった。今あるチームを最高な状態に持って行く野球を展開したい。県民、全国の興南ファンのためにも一生懸命頑張って成果を出したい」と語った。
大会は8月4日に組み合わせ抽選会を行い、7日に開幕する。興南は7月31日に出発する。
(吉田健一)