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【夏の甲子園】興南、堅守で14年ぶり頂点へ 大阪桐蔭と8日第1試合で初戦


【夏の甲子園】興南、堅守で14年ぶり頂点へ 大阪桐蔭と8日第1試合で初戦 対戦が決まった大阪桐蔭の徳丸快晴副主将(左)と興南の石川駿介主将=4日、大阪市北区(代表撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 興南の初戦は春夏連覇経験校同士のカードとなった。第106回全国高校野球選手権大会(7日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会は4日、大阪市のフェスティバルホールで開催され、沖縄代表の興南の初戦の相手は大阪桐蔭に決まった。第2日(8日)の第1試合(午前8時開始予定)の1回戦で対戦する。興南の夏の甲子園出場は2年ぶり14度目。エース田崎颯士を中心に堅い守備で頂点を目指す。

心静かに初戦待つ

 興南・我喜屋優監督の話 勝ち上がる中でいずれはぶつかる相手。心静かに初戦を待つという心境だ。相手は全国から好選手を集めたチームだ。こちらは地元の子も多く、苦みのあるゴーヤーチャンプルーのようなチームだ。ミスを起こさず堅い守備を徹底すれば、相手が崩れる。連日猛暑だが、子どもたちも食欲旺盛で順調だ。粘り強く戦って、これまでやってきたことを発揮するだけだ。

自分たちの野球貫く

 興南・石川駿介主将の話 今までやってきたことを出すだけだ。守備からリズムをつくり、打撃につなげていけばおのずと勝利は見えてくる。相手の勢いにのまれず、自分たちの野球を初回から最終回まで貫き通す。ここにきてからチームの士気も上がってきている。初戦にいい形で臨むことができそうだ。一球一球全力のはつらつとしたプレーで県民に勇気を与えたい。