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井上尚「誇りをもって」 ダブル世界戦 武居、比嘉はKO宣言


井上尚「誇りをもって」 ダブル世界戦 武居、比嘉はKO宣言 記者会見後、写真撮影に応じるWBOバンタム級王者の武居由樹(左)と比嘉大吾=横浜市
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 ボクシングのダブル世界戦(9月3日・有明アリーナ)に向けた記者会見が31日、横浜市内で開かれ、世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)は「4団体防衛戦ができることに誇りをもって、自分の中で納得する試合をしたい」と引き締まった表情で話した。

記者会見で意気込みを語る世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥=横浜市

 31歳の井上尚は、37歳のTJ・ドヘニー(アイルランド)と対戦。圧倒的優位が予想される井上尚は「ドヘニーの実力を軽く見ていない。皆さんが言うほど簡単な試合になると思っていない」と慢心はない。元同級世界王者のドヘニーは「歴史をつくるために来た」と番狂わせを予告した。

 初防衛を狙う世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹(大橋)は比嘉大吾(志成)の挑戦を受ける。かつて一緒にトレーニングをした仲で、28歳の武居は「大吾さん、すみません。バチッと倒させていただきます」とKO勝利を宣言。6年ぶりの世界戦で、フライ級との2階級制覇が懸かる29歳の比嘉も「僕も倒す練習しかしてこなかった」と強気に応じた。

(共同通信)