快投を続けていたオリックスの宮城の連続イニング無失点が30で途切れた。
4―0の八回2死二塁から日本ハムのレイエスに左前に適時打を許し、続くマルティネスに四球を与えて降板。「1点もやりたくなかった。(回の)最後の1人を取れずに降りたので、そこは悔しかった」と率直に言った。
九回に追い付かれ、6勝目は持ち越しとなった。「(八回を)ゼロで抑えたら、チームとしてももうちょっといい雰囲気になったと思う。そこは実力不足」と、連敗脱出に貢献しても自分に厳しかった。
(エスコン)
日本ハム―オリックス23回戦(11勝11敗1分、13時1分、エスコンフィールド北海道、34124人)
オリックス
101 100 100 1|5
000 000 013 0|4
日本ハム
(延長十回)
▽勝 マチャド52試合5勝3敗23S
▽S ペルドモ24試合1勝2S
▽敗 柳川18試合1勝3敗8S
▽本塁打 西野1号(1)(北山)セデーニョ10号(1)(北山)
▽二塁打 広岡、奈良間、万波、水谷
▽犠打 若月2
▽盗塁 広岡(2)
▽暴投 宮城
▽与死球 堀(来田)
▽試合時間 4時間4分
【評】オリックスは4―4の延長十回に内野安打と2四球で無死満塁とし、2死後に西野が左前への適時打を放って勝ち越した。先発宮城は7回2/3を1失点、11三振と好投したが、九回に3番手マチャドの制球難で3点差を追い付かれ、勝ち星は付かなかった。
(共同通信)