ソフトバンクの山川が左越えへ31号2ランを放った。2―1の五回2死一塁で、チームが苦戦する古謝の甘く入ったスライダーを完璧に捉えた。必死に打球を追った左翼手のはるか頭上へ飛ばし「自分のスイングができた」と誇った。
チームは新人サウスポーに対し、過去3戦全敗。山川も8打数2安打だった。2打席目まで無安打に封じられ、迎えた3打席目。フルカウントからの決め球をきっちりと仕留めた。本塁打と打点でリーグトップを走る不動の4番打者は強い意欲でプレーしている。
(楽天モバイルパーク)
楽天―ソフトバンク21回戦(ソフトバンク12勝9敗、18時、楽天モバイルパーク宮城、20997人)
ソフトバンク
200 020 000|4
100 000 000|1
楽天
▽勝 石川13試合5勝2敗
▽S ヘルナンデス44試合3勝3敗2S
▽敗 古謝12試合5勝6敗
▽本塁打 山川31号(2)(古謝)
▽二塁打 栗原、小深田、安田
▽犠打 甲斐
▽盗塁 小郷(28)小深田(28)
▽失策 小深田
▽与死球 古謝2(石塚2)
▽試合時間 3時間5分
【評】ソフトバンクが2連勝とした。一回に栗原と近藤の適時打で2点を先取し、2―1の五回に山川が31号2ランを放ってリードを広げた。石川が七回途中1失点にまとめて5勝目。楽天は古謝が7回4失点で6敗目を喫した。
(共同通信)