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藤原(男子)円盤投げ2位 悔しさも成長手応え 陸上・日本学生対校


藤原(男子)円盤投げ2位 悔しさも成長手応え 陸上・日本学生対校 男子円盤投げで2位となった九州共立大大学院の藤原孝史朗(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 屋嘉部 長将

 陸上の第93回日本学生対校選手権が19~22日、神奈川県の川崎市等々力陸上競技場で行われた。男子円盤投げの藤原孝史朗(九州共立大大学院1年)が53メートル43で2位に入った。

 男子円盤投げで藤原孝史朗(九州共立大大学院1年)が53メートル43で2位に入った。大学3、4年で記録した3位を超える結果となったが「1位しか狙っていなかった。自分の実力を出せなかった」と悔しさをにじませた。

 8月の九州選手権で55メートル78の県新記録をマークし、調子よく今大会にも挑めた。だが、試技は練習よりもパワー、スピードが強く、速くなる状況にうまく合わせられなかった。ターンの入りから急ぎすぎ、体が開いて力みが出た。「いつもより動きが雑」(藤原)になり、前半の3投で51メートル40と伸びなかった。

 後半になると急がないようにゆったりとターンに入ることを意識。6投目で53メートル43を投げるなど記録も右肩上がりに伸びた。「去年までだと(後半に)距離を伸ばせず終わることが多かったが、今回は伸ばせている」と成長に手応えも感じている。

 来週には日本グランプリシリーズに出場予定だ。「ベストパフォーマンスで自己ベストを更新したい」と自身の持つ県記録更新を誓った。

 (屋嘉部長将)


 【男子】

▽400メートル予選2組 (2)平川慧(東洋大)46秒82=準決勝進出

▽同準決勝1組 (4)平川47秒13

▽1600メートルリレー予選5組 (1)東洋大3分6秒40=決勝進出

▽同決勝 (1)東洋大(小川、平川慧、白畑、新垣)3分5秒71

▽円盤投げ決勝 (2)藤原孝史朗(九州共立大)53メートル43

▽砲丸投げ決勝 (10)照屋瑠亜(国士舘大)15メートル26

 【女子】

▽400メートル予選6組 (5)石嶺真鈴(東京女子体育大)57秒07

▽円盤投げ決勝 (3)友利晟弓(九州共立大)45メートル62(4)城間歩和(同)45メートル55(20)外間結希乃(国士舘大)39メートル67