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陸上・津波(走り幅)笑顔なき2位<SAGA2024国スポ>第9日


陸上・津波(走り幅)笑顔なき2位<SAGA2024国スポ>第9日 成年男子走り幅跳び決勝 6回目の跳躍で7メートル89を記録する津波響樹=13日、佐賀市のSAGAサンライズパークSAGAスタジアム(小川昌宏撮影)
この記事を書いた人 アバター画像 大城 三太

 国民スポーツ大会「SAGA2024」第9日は13日、佐賀県各地で行われた。陸上成年男子走り幅跳びの津波響樹(大塚製薬)は7メートル89で2位。


 成年男子走り幅跳びの津波響樹(大塚製薬)は最終跳躍の7メートル89で2位に滑り込んだ。東京で来年開催される世界陸上や4年後のロサンゼルスオリンピックを目指す津波にとっては勝って当たり前の大会。「世界陸上出場への標準記録は8メートル27。結果が出せず悔しい」と笑顔はなかった。

 手応えを感じていたのは最初の跳躍。「追い風で8メートルは超えていたが、ファウルになってしまった。8メートル10はきちんと跳んでおきたかった」と振り返る。「1位の選手は三段跳びを主戦にしている選手。負けてしまったのはだらしない」と自らを戒めた。

 自己ベストは2019年の東洋大時代に出した8メートル23。「ポイント制の世界ランキング順位も上げていかないといけない。8メートル10を安定して出せるようにしたい」と気を引き締め直した。

 (大城三太)


 (佐賀県SAGAサンライズパーク陸上競技場)

▽走り幅跳び決勝 (2)津波響樹(大塚製薬) 7メートル89