アスリートのマネジメントやセカンドキャリアのサポートなどを行う沖縄スポーツマネジメント(那覇市)がこのほど、2回目となる「沖縄アスリート支援プロジェクト」を開始した。同プロジェクトは前回に続き、リ・バース(東京都、古川英征社長)が資金面で協力。県内でタグラグビーの普及活動を推進するBULLS OKINAWA(うるま市)など、地域貢献のイベントを展開する県内の9の団体や個人が支援を受けている。
PRのため、沖縄アスリート支援プロジェクトの譜久里武社長らが17日に那覇市泉崎の琉球新報社を訪れた。米プロバスケットボールNBAを目指し、9月から同国へ留学している宮城瑠一さん(城北中卒)も支援を受ける一人。母・のどかさんは「渡航費の捻出がネックになっていたが、プロジェクトのおかげで活動できている」と語った。
フラッグフットボールのジュニア育成に努める、沖縄フットボールアカデミーの新城利一郎氏は、11月に台湾で行われる国際試合に出場する子どもたちの渡航費用として資金を活用する予定だ。
譜久里社長は「プロジェクトに興味のあるアスリートや、支援していただける企業を募集している」と広く呼びかけた。プロジェクトの詳しい概要は「沖縄スポーツマネジメント」のホームページから見ることができる。
(渡真利優人)