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コラソン突き放される ハンド・リーグH 福井永平寺に24―29 粘るもシュート精度欠く(26日の試合)


コラソン突き放される ハンド・リーグH 福井永平寺に24―29 粘るもシュート精度欠く(26日の試合)
この記事を書いた人 Avatar photo 渡真利 優人

 ハンドボールのリーグH男子の琉球コラソンは26日、福井県の北陸電力福井体育館フレアで福井永平寺ブルーサンダーと今季第7戦を行い、24―29で敗れた。通算成績は2勝5敗。

 前半は相手堅守を割ってシュートを放つも、GKの好セーブに何度も阻まれた。東江太輝や潘恩傑のロングシュートで攻撃の勢いをつくるものの、終盤に連続失点。9―16で折り返した後半は、数的有利な状況で点差を縮めるも、速攻やターンオーバーで再び突き放された。

 福井永平寺の仲程海渡(興南高―東海大出)と山城翔(コザ高―中部大出)はそれぞれ5得点を挙げた。

 次戦は11月16日、埼玉県の和光市総合体育館で大崎オーソル埼玉と対戦する。


 福井永平寺ブルーサンダーの堅守に阻まれた琉球コラソン。東江正作監督は「勝たないといけない試合だった」とため息をついた。

 開始38秒。潘恩傑のロングシュートが鮮やかに決まり幸先良いスタートを切った。ポストシュートや速攻が決まり3点差にリードを広げた。しかし、守備で圧力を高めた福井永平寺の術中にはまっていき、14分には逆転を許した。堅守を割りシュートを試みるも、相手GKの好セーブが連発。得点を積めないまま、終盤には6連続失点。チームにはいらいらとした雰囲気が流れた。

 後半序盤は、相手の退場による数的有利を生かし、4連続得点。粘りで点差を縮めたものの、シュートの精度を欠き、速攻による失点が相次いだ。

 東江監督は「ずるずると負け続ける訳にはいかない」とハッパを掛けた。

 (渡真利優人)