全日本大学駅伝は3日、名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間、106・8キロで争われ、国学院大が5時間9分56秒で初優勝を果たした。
国学院の嘉数純平(北山高出、同大3年)は1区を任され、トップと2秒差の2位でたすきをつないだ。アンカーを任された上原琉翔(北山高出、同大3年)は2位でたすきを受け、9キロ過ぎにトップに立つとそのまま逃げ切った。10月の出雲全日本大学選抜駅伝から大学三大駅伝2連勝とし、来年1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝で3冠達成を狙う。
初の5連覇を狙った駒大は終盤に追い上げて28秒差の2位に入り、青学大はさらに17秒遅れて3位だった。
4位は創価大、5位は早大、6位は城西大、7位は初出場の立大、8位は帝京大で、ここまでが来年のシード権を獲得。今大会はオープン参加二つを含む27チームが参加した。
▽総合成績(1)国学院大(嘉数、青木、辻原、高山、野中、山本、平林、上原)5時間9分56秒(2)駒大5時間10分24秒(3)青学大5時間10分41秒(4)創価大5時間13分17秒(5)早大5時間14分24秒(6)城西大5時間14分57秒
(国学院大は初優勝)