北部一帯で繰り広げられる自転車の祭典、第36回ツール・ド・おきなわ2024大会(ツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合主催)が9、10の両日に開かれる。大会を前に8日、開会式を兼ねたレセプションパーティーが名護市のゆがふいんおきなわで開かれ、選手や大会関係者らが出席した。
今大会は9日にサイクリング部門、10日に国際レース部門、市民レース部門が開催され、県内外から3081人がエントリーしている。9日のサイクリング部門では5年ぶりに沖縄本島一周サイクリングが復活、10日の男子チャンピオンレース(200キロ)には7カ国17チームが出場し、白熱したレースが繰り広げられる見通し。
レセプションパーティー大会会長の渡具知武豊名護市長は「サイクリストが競技に集中できるよう安全安心を最優先に、運営体制を強化し、全力でサポートする」と述べた。チャンピオンレースに沖縄選抜で出場する佐藤光(22)は「表彰台と、新人賞の獲得を目標に、頑張りたい」と話した。
大会開催に伴い、10日は北部地域の各地で交通が規制されるため、大会事務局はホームページなどで注意を呼び掛けている。
(池田哲平)