国内最大級の自転車の祭典「第36回ツール・ド・おきなわ」のレース部門17種目が行われる予定だった10日、主催のツール・ド・おきなわ協会は、大雨の影響で競技の継続が困難と判断し、レース部門全種目の中止を発表した。中止となるのは、コロナ禍を除いて大会史上初。
同協会によると、同日午前6時45分ごろには予定通り、男子チャンピオンレース部門がスタートしたが、名護市呉我と今帰仁村湧川の国道505号上で冠水が数カ所見つかり、午前7時すぎに中止をアナウンスした。
當山智士大会実行委員長は「警報レベルの大雨で中止という結果になったが、来年も準備を万端にしておくので、チャレンジしてほしい」と話した。
(金城大樹、玉寄光太)