夜風受け727人駆ける 伊平屋ムーンライトマラソン 沖縄


夜風受け727人駆ける 伊平屋ムーンライトマラソン 沖縄 月明かりの下、潮風を受けながら楽しく走るランナー=28日午後7時2分、伊平屋村島尻(喜瀨守昭撮影)
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【伊平屋】「星の声援、月の伴走」をキャッチフレーズに、第29回伊平屋ムーンライトマラソン(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社)が28日午後、伊平屋村の友愛と健康の広場を発着点に開催された。フルマラソン男子は下地由祐さん(32)=浦添市=が2時間59分17秒で、8年ぶり2度目の栄冠を手にした。同女子は池原綾乃さん(38)=浦添市=が3時間5分28秒で初優勝した。 (10、26面に関連)
 新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった大会には、フルマラソン(42・195キロ)とハーフマラソン(21・0975キロ)に、合計821人がエントリーし、727人が出走した。完走率は90・37%だった。


 同日の伊平屋島は好天に恵まれ、湿度も低く、走りやすい気候の中で、ランナーらはゴールを目指した。名所を通るコースで、美しい夕日や、足元を照らす月明かりを楽しみながら島を駆け抜けた。島民らが沿道で声援を送った。フルマラソンは178人が出走し、145人が完走。ハーフマラソンは549人が出走し、512人が完走した。

(池田哲平)