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県議会の中立会派「無所属の会」が会派名を変更 「維新・無所属の会」へ 沖縄


県議会の中立会派「無所属の会」が会派名を変更 「維新・無所属の会」へ 沖縄 沖縄県議会棟(資料写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 佐野 真慈

 沖縄県議会中立会派「無所属の会」(當間盛夫氏、大城憲幸氏)は1日、会派名を「維新・無所属の会」とする変更届けを県議会事務局に提出した。会派名の変更は、當間氏の日本維新の会への復党に伴うもの。維新に入党した赤嶺昇議長が合流する形となる。会派長は引き続き、旧無所属の会会派長の當間氏が就いた。


 當間氏と赤嶺議長は維新所属となったが、維新に復党せずに無所属のままの大城氏とも県議会では引き続き連携して活動するため、3人で「維新・無所属の会」の会派結成となった。
 當間氏は県議会での政治姿勢については引き続き「是々非々の中立的な立場で臨む」とした。与野党構成は変わらない。「身を切る改革を実践する会派としたい」と抱負を語った。

 當間氏と大城氏は、元郵政民営化担当相の下地幹郎氏とともに維新に所属し、県議会で会派「維新の会」で活動してきた。2020年に下地氏が維新党本部から除名処分を受けたことに伴い、両氏も維新を離党し、県議会会派名も無所属の会へと変更していた。
 9月、維新が下地氏の除名処分を撤回し、10月に「下地幹郎グループ」として共に政治活動に取り組んできた當間氏と市町議会議員9人の計10人が維新に復党・入党した。
  (佐野真慈)