メッセージボードを掲げ「ガンバロー」と気勢を上げる集会参加者 ＝５日、北谷町のＡｇｒｅドーム北谷（ジャン松元撮影）
沖田 有吾 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、オール沖縄会議は5日、北谷町の北谷公園屋内運動場（Agreドーム北谷）で玉城デニー知事を支え、新基地建設阻止を目指す「国による代執行を許さない！デニー知事と共に地方自治を守る県民大集会」を開催した。
主催者発表で1800人が参加し、設計変更申請を承認しない玉城知事の方針を支持し、新基地建設阻止へ一丸となって取り組むことを誓った。
玉城知事は「今、私たちにできることを、未来の世代にしっかりと示していく責任がある」と述べ、子や孫の世代のためにも辺野古新基地建設を認めてはならないと訴えた。「わったーや、まきてぃないびらんどー（私たちは負けてはいけませんよ）」と、最後まで諦めない姿勢を示した。
参加者は「私たちは国による代執行を許さない。知事と共に地方自治を守るため、沖縄とこの国の未来を担う子や孫たちのために最後まで奮闘する」とのアピールを採択した。
11月23日には「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」が那覇市の奥武山公園でより大規模な県民集会の開催を予定している。玉城知事は取材に対し「公務の日程がなければ参加したい」と答えた。
（沖田有吾）
