立憲民主党県連の喜友名智子代表(県議)が辞任し、新たに仲村未央県議が就任することが17日、分かった。新幹事長に國仲昌二県議が就く。18日開催予定の県連常任幹事会で正式に決定する見通し。関係者によると、次期衆院選沖縄4区の公認候補者選考を巡る混乱の責任を取る形という。
10月中旬には喜友名氏が代表辞任の意向を示しており、後任選出に向けて県連内部で調整が進められていた。
喜友名氏は2020年の県議選で初当選し、21年の県連代表選で選出された。
次期衆院選の沖縄4区を巡って、県連は候補者を擁立できず、最終的には党本部が前回選挙同様に元那覇市議会議長でオール沖縄共同代表の金城徹氏の擁立を決めた。一方、金城氏擁立の選考過程を巡って、県連内では喜友名氏に対する批判が出ていた。(佐野真慈)