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車依存社会から脱却を 「交通環境で困っていること」など街頭調査 総合事務局が「沖縄交通リ・デザイン」


車依存社会から脱却を 「交通環境で困っていること」など街頭調査 総合事務局が「沖縄交通リ・デザイン」 交通環境の在り方について街頭インタビューをする総合事務局の職員ら=17日、那覇市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 沖縄総合事務局は17日、渋滞を引き起こす過度な自家用車依存社会から脱却し、暮らしやすい新たな交通サービスやまちづくりを検討する「沖縄交通リ・デザイン」の一環で、街頭インタビューを開始した。

 住民や観光客ら利害関係者を巻き込んだ形でニーズを把握する「パブリックインボルブメント(PI)」方式で意見を聞く。

 23~24日には那覇空港、24~26日には那覇市おもろまちのサンエー那覇メインプレイスに専用ブースを設置し、インタビューをして望ましい街の在り方について聞く。街頭インタビューは既にうるま市で実施したほか、20日には南城市でも実施する。

 17日は総合事務局の職員らが那覇市のパレットくもじ前で道行く人々から話を聞き「交通環境で困っていること」や「望ましい生活の在り方」などを聞いた。

 総合事務局運輸部の村上隼企画室長は「皆さんの率直な思いを吸い上げて、県内全体で共有し、施策の実現につなげたい」と話した。 (梅田正覚)