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「負担軽減推進会議」、県を除いた枠組み問われ、宜野湾市長は? 普天間飛行場移設問題


「負担軽減推進会議」、県を除いた枠組み問われ、宜野湾市長は? 普天間飛行場移設問題
この記事を書いた人 Avatar photo 名嘉 一心

 宜野湾市の松川正則市長は21日の宜野湾市議会(呉屋等議長)の12月定例会一般質問で、「普天間飛行場負担軽減推進会議」に代わり、県を除いた協議の枠組みを提案する意向がないかを問われ「玉城デニー知事と協議をした上で今後のアクションは考えたい」と答えた。平安座武志市議への答弁。

 普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡っては県と国、市の立場は異なり、すれ違う。3者が話し合う同会議の本会議は2019年4月以来、開かれていない。

 松川市長は議会後取材に対し、20日に判決が出た代執行訴訟に触れた上で「知事が承認するか、国が代執行するかで考え方も変わる。状況を注視しながら検討したい」と述べた。 
(名嘉一心)