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普天間の騒音、34%の大幅減 米軍オスプレイ飛行停止前後で 沖縄県の速報値


普天間の騒音、34%の大幅減 米軍オスプレイ飛行停止前後で 沖縄県の速報値 米軍普天間飛行場に配備されているオスプレイ(資料写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 佐野 真慈

 2023年11月に発生した鹿児島県・屋久島沖の米空軍横田基地所属CV22オスプレイ墜落事故を受けた全オスプレイの飛行停止前後を比べると普天間飛行場周辺の騒音が速報値で約34%と大幅に減少していた。11日の県議会総務企画委員会で渡久地修県議(共産)の質問に県の長嶺元裕基地対策課長が答弁した。

 航空機騒音測定は県と市町村が連携して実施している。県によると普天間飛行場周辺の測定局12局が計測した騒音回数はオスプレイの飛行停止前の2023年11月30日~12月6日の1週間で2081回を数えた。オスプレイの飛行が停止された同12月7~13日の1週間では1378回と約34%(703回)減少していた。 (佐野真慈)