米軍嘉手納基地に配備予定の米海軍の無人偵察機MQ4トライトンが、20日午後8時半から21日午前1時45分にかけて沖縄周辺海域を飛行するとの航空情報(ノータム)が出された。嘉手納基地に飛来するとみられる。
当初、17日未明にも飛行する予定だったが中止されていた。
米海軍は同機を5月から10月まで嘉手納基地に一時展開する。嘉手納基地には昨年10月から空軍の無人偵察機MQ9が少なくとも7機配備されている。玉城デニー知事は、さらなる基地負担の強化になるとして、トライトンの配備計画撤回を求めていた。
トライトンは、MQ9の2倍程度の幅を持つ大型の無人機で、配備には人員約50人を伴う。
(金盛文香、沖田有吾)