北谷町議会(仲地泰夫議長)は27日、米軍嘉手納基地への米海兵隊所属無人偵察機(MQ―9)の一時配備に対する抗議決議と意見書を可決(いずれも賛成15、反対2)した。一時配備の中止、嘉手納基地のすみやかな負担軽減、地位協定の早急な改定、在沖米軍基地の整理縮小を求めている。宛先は日米両政府。
抗議決議と意見書では「具体的な負担軽減が示されない中、今回の一時配備は基地負担軽減に逆行するものであり、到底容認できない」「周辺住民の精神的不安は計り知れない」などとしている。
海兵隊のMQ9は24日ごろから26日にかけての日中、短時間の試験飛行が確認されている。
(石井恭子)