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古典音楽「歌鎖」 来月3日に公演 「端節」に焦点、国立劇場


古典音楽「歌鎖」 来月3日に公演 「端節」に焦点、国立劇場 公演に向けて稽古する「歌鎖」のメンバー=17日、浦添市の国立劇場おきなわ
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 流会派の垣根を越えた8人の実演家による琉球古典音楽「歌鎖」の第7回公演が8月3日、浦添市の国立劇場おきなわである。公演で歌われる機会が少ない「端節(ふぁぶし)」に焦点をあてる。
 歌鎖は、琉球古典音楽実演家の和田信一、平良大、大城貴幸、玉城和樹、新垣俊道、仲村逸夫、喜納吏一、仲尾勝成で構成する=写真。
 第1部で端節の独唱を披露する。端節とは、昔節や大昔節のような荘重で重厚のものに対し、古典的な曲想の心浮き立つ曲の総称。第2部では、茶屋節などの重厚な楽曲を斉唱で聞かせる。新垣は「端節は軽やかだが独唱で聞かせるには難しさもある。ぜひ聞きに来てほしい」と呼びかけた。
 一般4千円、25歳以下は2千円(当日500円増し)。チケットはQRコードから購入できる。
 問い合わせはシアター・クリエイト、電話090(3074)8295。