ミバエ(ウリミバエ、ミカンコミバエ)根絶(こんぜつ)


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 ミバエはミバエ科のハエ類で、農作物の大害虫。直接的な被害だけでなく、害虫の発生地域から未発生地域への寄生植物(農作物)の移動が植物防疫法で禁止、制限されるため防除ではなく、根絶が必要。両害虫とも1919年に県内への侵入を確認。ウリミバエは不妊虫放飼法で、事業開始から21年、延べ31万7000人を動員して、93年に根絶。世界的にも画期的な事業。ミカンコミバエは誘引剤(メチルオイゲノール)を利用して86年に根絶。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)