「銘苅子」 (めかるしい)


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 玉城朝薫の組踊五番の一つ。1719年の尚敬王冊封式典の餞別の宴か拝辞の宴で上演。能の「羽衣」と重なるところあり。天女が最後まで人間として描かれており、南島特有の天女観が強調されている。沖縄の羽衣伝説を素材に組踊化したもの。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)