八重山地震津波 (やえやまじしんつなみ)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 1771(明和8)年、八重山諸島と宮古諸島で計1万2000人の死者が出た大津波。震害はなかった。日本自然災害史上の四大津波の一つ。波は標高30メートル弱まで上がり津波石を多数打ち上げた。古文書には85メートルとある。別名、明和の大津波。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)