八重山焼 (やえやまやき)


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 1724年に王命を受けて仲村渠致元が八重山に渡り、宮良村高山原に築窯して陶法を伝えたのが始まりとされる。その後、大川村に黒石川壺屋、石垣村に平田壺屋の窯を開く。日用雑器のほかに水甕や壺類など荒焼の生産量が大半を占めた。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)