琉歌 (りゅうか)


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 沖縄独特の短詩形8.8.8.6音で詠む文学。古くからあり、ウチナーグチ(沖縄語)でうたうのが特徴。歌詞の文学的価値とその土地の自然や植物、風俗、変愛、社会的事象などがうたわれていて貴重。三線にのせてうたわれる。共通語の普及に伴って琉歌の言葉も変化。結社がいくつかあり「波上琉歌会」はよく知られている。最近は、『琉球新報』の投稿欄「揃りてぃ詠まな」や恩納村の「琉歌大賞」で琉歌人口も拡大している。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)