琉球独立論 (りゅうきゅうどくりつろん)


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 沖縄はその地理政治学的位置から独自の融合文化を築き、日本本土とは異なる歴史体験をもつところから、独立すべきだとする主張。戦後沖縄の思想の流れの中で間欠的に浮上はするが大衆間に定着するまでには至っていない。具体的動きとしては1947年の沖縄民主同盟(仲宗根源和)、50年の共和党(松岡政保)、69年復帰直前に結成された〈沖縄人の沖縄をつくる会〉による琉球独立党(当間重剛)などがある。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)