漏刻門 (ろうこくもん)


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 歓会門、瑞泉門に続く、首里城第三の門。門の奥に日時計があって晴天時にはこれで、雨天の時は門の櫓に設置した水時計で時刻を測り、太鼓で報じた。安駄御免の高官も俗にここで駕籠を下りたことから、〈かごゐせ御門〉ともいう。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)