八重山ではバラザン。琉球王府時代に文字を知らない階層が用いた藁製の結縄法で、文字や算数の代わりに用いられた。田代安定著『沖縄結縄考』によると沖縄本島ではもっぱら〈算数契約募集等〉に用い、宮古・八重山では〈収税上の徴標〉に用いた。
わら算 (わらざん)
この記事を書いた人
琉球新報社
八重山ではバラザン。琉球王府時代に文字を知らない階層が用いた藁製の結縄法で、文字や算数の代わりに用いられた。田代安定著『沖縄結縄考』によると沖縄本島ではもっぱら〈算数契約募集等〉に用い、宮古・八重山では〈収税上の徴標〉に用いた。
この記事の続きを読むためには琉球新報デジタルを購読してください。