県・市町村の姉妹都市提携状況


                                    第5回世界のウチナーンチュ大会特集ページ

県・市町村の姉妹都市提携状況 (「国際交流関連業務概要 2011年4月」より)


  提携先 経緯 交流状況
沖縄県 米国ハワイ州
1985年6月14日
産業構造や自然環境の類似点などがある両県州。1899年の第1回ハワイ移民以来、ハワイには約5万4千人の県出身者が在住している。 1980年度から県費で留学生41人を県内大学への受け入れ。翌年度から親善交流としてハワイ沖縄スタディツアーなどを実施している。
ブラジル連邦共和国
南マットグロッソ州
1986年4月22日
1979年沖縄県知事のサンパウロ訪問の際、ブラジル連邦共和国下院議員から姉妹提携について提言があったのがきっかけ。 交流事業として、1982年度から技術研修員として42人を受け入れた。98年度からは、研修員を年間1人派遣している。
ボリビア共和国
サンタクルス州
1992年11月18日
1989年、県内ボリビア関係者から姉妹都市提携の申し入れがあった。その後、ボリビア県人会がサンタクルス州に働きかけて実現。 1969年度から県費留学生を30人、85年度から移住者子弟農業留学生を10人、82年度から技術研修員を41人受け入れた。
中華人民共和国
福建省
1997年9月4日
両県省には600年に渡る長い交流の歴史がある。1992年、琉球の先人が歩いた「進貢の道」をたどる「中国大陸3000キロ踏査行」を共同で実施したのがきっかけ。 1995年度からアジア諸国等海外留学生を25人、98年度から海外技術研修生を16人受け入れた。97年度からは福建省に9人の留学生を派遣。
那覇市 米国ハワイ州
ホノルル市
1961年1月10日
地理的環境、産業など類似点が多く、戦前から移民交流が活発。戦後、米国施政権下で市民も多数留学し、学術交流を深めていた。 2010年6月、那覇市でホノルル市企画のフライベントを開催。同年9月には那覇市訪問団がホノルル市を訪問し、沖縄フェスティバルに参加。
ブラジル連邦共和国
サンパウロ州
サンビセンテ市 1978年10月23日
県出身者が多数居住。その一人である伊波興祐サンビアンテ市長から、県人ブラジル移住70周年を記念して提携要請があり、実現。 2009年12月、那覇市職員1人をサンパウロへ派遣。翌年10月にサンビアンテ市職員1人を受け入れて、研修や交流を行なった。
中華人民共和国
福建省福州市
1981年5月20日
かつて琉球と中国を結ぶ交流拠点として栄えた両市。福州市には琉球館や琉球人墓地などがあり、緊密な交流の歴史を象徴している。 2009年10月、福州市の児童を受け入れ、学校訪問やホームステイを実施。翌年5月には福州市へ那覇市の児童を派遣し、交流。
浦添市 中華人民共和国
福建省泉州市
1988年9月23日
浦添に居城を構えていた中山王・察度が朝貢の際に入港したのが今の泉州市とされる。市史編纂のための歴史検証を機に、姉妹都市へ。 小中学生の交流事業で、受け入れ、派遣を隔年で行っている。「泉州市取材団」「泉州市食品企業訪問団」を招き、行政、経済交流なども実施。
宜野湾市 中華人民共和国
福建省厦門市
1995年11月20日
宜野湾市野球チームが友好親善のため、厦門市を訪問。それを機に人的交流がスタートし、1995年11月に友好都市提携を行なった。 厦門市で開催される投資貿易商談会への参加、厦門市立大学への市費留学生派遣など人的交流や三線の寄贈など文化交流も行っている。
沖縄市 米国ワシントン州
レイクウッド市
2002年1月16日
1998年度から2回の中学生派遣事業と生徒の海外交換事業、行政視察団派遣などを経て、2002年1月に姉妹都市提携。 2009年、レイクウッド市姉妹都市協会設立10周年記念式典にあたって、沖縄市から琉球民謡歌手を派遣した。
名護市 米国ハワイ州
ハワイ郡
1986年6月13日
沖縄とハワイ州は、地理的類似性と文化的、歴史的絆によって、友好的なつながりを保ってきた。名護市より申し入れをして提携実現。 2009年8月、第31回名護市長杯争奪全島職域ハーリー大会にてハワイ州からも出場。
ブラジル連邦共和国
パラナ州ロンドリーナ市
1998年8月11日
名護市をはじめ多くの県出身者やその子弟が居住。1994年には名桜大学がロンドリーナ州立総合大学と国際交流協定を締結し、活発に交流していた。  
宮古島市 米国ハワイ州
1965年6月24日
気候、風土、産業において相通じることがあった両市。1965年、マウイ友情の鍵を贈られたことを機に姉妹都市提携が実現。  
台湾
基隆市
2007年6月28日
歴史的に深い関わりを持つ両市。台湾北部の港町・基隆市は海上交通の拠点として、宮古の人々に戦前戦後を通して親しまれてきた。 市長らの中元祭への参加や、2010年5月に国際、経済、スポーツ、教育・文化、女性交流の団体と連携して国際リーダー育成を図った。
石垣市 台湾
宜蘭県蘇澳鎮
1995年9月26日
古くから漁民が頻繁に往来。戦後も石垣から集団移住がなされ、パイナップルの種苗と水牛を導入し、市の基幹産業の振興に寄与した。 「蘇澳冷泉文化節」に併せて、市長と市民有志が蘇澳鎮を訪問。冷泉節に参加するなど交流を行なった。
米国ハワイ州
カウアイ郡
1999年10年6日
1963年、カウアイ郡議会と石垣市議会で姉妹都市関係を結ぶことが決議されたが、実現せず。経緯を知った石垣市長が1999年に姉妹都市締結。 児童生徒と教諭の派遣・受け入れで、異文化体験や交流を実施。カウアイコミュニティカレッジのブライアン山本教授が来島し、郡長代理で「市長杯英語弁論大会」のオブザーバーとして参加。
与那国町 台湾
花蓮市
1982年10月8日
古来の友好交流を基礎として、積極的に経済、貿易、文化、教育などの交流をすすめて双方の繁栄を図るため、友好姉妹都市に。 2009年度から2度、台湾省花蓮県花蓮市へ中学生ホームステイを行った。翌年、高度へき地修学旅行でも台湾修学旅行を実施。
宜野座村 イタリア共和国
トスカーナ州ペシャ市
2001年9月7日
2000年沖縄サミット時に村民一丸となってジュリアーノ・アマート伊首相招聘に取り組んだ。首相直々の提案でペシャ市と提携。  
南風原町 カナダアルバータ州
レスブリッジ市
2003年6月30日
沖縄サミット時にクレティンカナダ首相を招聘。それまでにも交流事業を開催、2002年には南風原町青少年国際交流事業で14人をカナダへ派遣した。