響く 壮大なハーモニー 沖縄市でメサイア演奏会


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迫力のある歌声と管弦楽で「ハレルヤ」を演奏する出演者=15日午後、沖縄市八重島の沖縄市民会館(新里圭蔵撮影)

 2019年歳末助け合いチャリティー第47回メサイア演奏会(主催・県合唱連盟、沖縄交響楽団、琉球新報社、共催・沖縄市まちづくり文化コンソーシアム、特別協賛・沖縄海邦銀行)が15日、沖縄市民会館大ホールで催された。県合唱連盟と沖縄交響楽団など約150人が、大勝秀也さんの指揮に合わせた歌声と演奏で、壮大なハーモニーを会場に響かせた。

 ヘンデル作曲のオラトリオ「救世主(メサイア)」から40曲を披露し、合唱やアリアなどが次々と展開された。「ハレルヤ」の合唱は、ダイナミックな歌声と管弦楽の荘厳な演奏を聴かせ観客を沸かせた。

 ソリストは大山美雪さん(ソプラノ)、新垣寿賀子さん(メゾソプラノ)、与儀巧さん(テノール)、伊良波良真さん(バリトン)が務めた。アンコールは賛助出演の那覇ジュニアオーケストラが加わり、再び「ハレルヤ」を披露した。最後に首里城再建支援の思いを込めて「芭蕉布」を披露し、会場が一体となった。

 今回のメサイア演奏会で集まった寄付金は40万円だった。