
沖縄県は24日、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の推進や県民への普及活動に連携して取り組む「おきなわSDGsパートナー」に登録した県内61の企業・団体に登録証を交付した。豊見城市の沖縄空手会館で登録証の交付式が開かれ、玉城デニー知事が出席した58の企業・団体の代表者に登録証を手渡した。
「おきなわSDGsパートナー」に登録された企業・団体は、IT、金融、保険、観光、航空会社、農業、建設、大学、保育園、国際協力機関、NPOなど。
玉城知事は冒頭のあいさつで「沖縄SDGsパートナーの皆さんとともに積極的に広報活動を推進し、SDGsの県民認知度を高め、県民一人一人が『自分ごと』として取り組んでいけるよう全県的な展開につなげてまいりたい」と述べた。
県は昨年11月に「沖縄県SDGs推進方針」を策定し、さまざまな関係者と連携し、普及啓発に取り組むとしている。その一環で、県内に事業所のある企業・団体を対象としてパートナーを募集し、今月13日に61の企業・団体を登録した。