花で伝える「もうすぐだから」 休校児童へ運動場に描く 石垣・大浜小


社会
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休校が続く児童を励ますため大浜小学校の教員が造った花文字(同小HPより)

 【石垣】新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休校が続く児童を励ますため、沖縄県石垣市立大浜小学校(浦崎喬校長)の教員が「コロナにマケルナ きっともうすぐだから」との花文字を造った。学校ホームページで公開し、学校再開を待ち望む児童にエールを送っている。

 サルビアやベゴニア、マリーゴールドが咲くプランターを運動場に並べて、4月23日に花文字を作成した。「きっともうすぐだから」という言葉は、市出身バンド「きいやま商店」が、外出自粛をする人たちを応援するメッセージソングの曲名から取った。

 きいやま商店メンバーのマストが浦崎校長の元教え子で、同級生の教員もいる縁で、同小はマストに児童向けの歌の作成を依頼した。快諾したマストが「きっともうすぐだから」の歌詞を児童向けに変え、大浜小に届けた。大浜小はその曲に学校風景の写真を並べた動画も作成し、児童への公開を目指している。