16日午後4時45分ごろ、宜野湾市の住宅街を“巨大生物”が襲った。「ゴジラだ」。そこには厚い雲を切り裂くように怪獣ゴジラの輪郭が浮かび上がっていた。
その正体は雷。同市我如古の自営業伊波正則さん(39)が撮影した。自宅にいた午後5時前、空は雲に覆われ雷が光っていた。そこでカメラの低速度撮影機能を使い、収めた雷の写真の1枚がゴジラのような輪郭を捉えた。
収められたゴジラの顔は左を向き、背びれもあり、その先のしっぽは右側に長く伸びる。頭の先からは光が伸び、背びれと口元は一段と明るく、必殺技の放射熱線を出すように見える。伊波さんは「奇跡的。びっくりした。ゴジラにしか見えない」と笑った。