鮮やかな夕焼け色、夜の砂浜に現出 名護市東江 エンタメ復活の願い込め


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
電飾で黄褐色「アンバー」に染まった海岸=7月27日、名護市東江

 【名護】イベント事業などを手掛ける名護市の朝日興業企画は7月の毎週月曜に、同市東江の海岸などを「アンバー」(オレンジ色)にライトアップした。新型コロナウイルスに伴って停滞しているエンターテインメントの復活を願って、全国各地をライトアップする「JAPAN#31PROJECT」に賛同した取り組み。

 「アンバー」は夕焼けのような黄褐色。「温かい」「豊潤」「穏やか」な気持ちになることのできる日常を取り戻してほしいと、この色にした。プロジェクトには全国で約200社が参加し、各地でライトアップをした。

 朝日興業企画は期間中、名護市東江の海岸や同社社屋を電飾でアンバーに染めた。最終日となった7月27日は会社近くの砂浜をライトで照らし、訪れた人たちが写真を撮るなどして楽しんでいた。同社の喜瀬朝夫代表取締役は「イベントはコロナでキャンセルが続いているが、ライトアップで皆の沈んだ気持ちを切り替えられれば」と語った。