夏の夜空の風物詩「ペルセウス座流星群」が12日深夜から13日未明にかけて出現のピークを迎え、沖縄県内各地でも尾を引いて夜空を走る流れ星が観測された。
街明かりの影響のない東村の山中では、好天にも恵まれ、白くぼんやりと帯状につながった「天の川」付近を何度も星が流れた。12日午後10時ごろから13日午前1時ごろまでに肉眼で十数個の流れ星が確認された。
那覇市のカメラマン中嶋環さん(48)は、12日午後10時半ごろ八重瀬町の具志頭浜で、天の川の中心を北から南へ貫くような流れ星をとらえた。
中嶋さんは「2台のカメラで同時に撮影していて、この流れ星をとらえたときは思わず『おーっ』と声が出た」と振り返った。
ペルセウス座流星群は14日未明まで見頃とされる。 【琉球新報電子版】