夜空にぽっかり「中秋の名月」 沖縄の街を照らす


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夜空にぽっかりと浮かぶ「中秋の名月」=1日午後6時30分、那覇市の泊大橋から(ジャン松元撮影)

 旧暦8月15日に当たる1日、沖縄県内は高気圧に覆われて晴れ渡り、夜空に「中秋の名月」が浮かんだ。

 十五夜行事が行われた集落もあり、家庭では餅に小豆をまぶした「フチャギ」を供え、それぞれに月見を楽しんだ。那覇市の泊大橋からは午後6時すぎ、ビルや住宅街の後ろの東の空から、丸い大きな月が顔をのぞかせた。月は次第に高度を上げ、街を照らした。