畳の素材ビ-グ、うるま市で植え付け 収穫は来年6月ごろ


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次々と植え付けられていくビーグの苗=21日正午ごろ、うるま市与那城照間(新里圭蔵撮影)

 畳の材料となるビーグ(い草)の産地沖縄県うるま市与那城照間で21日、水田にビーグの苗を植え付ける農家の姿が見られた。

 田んぼに格子状に付けられた印に沿って、30センチほどの苗を規則正しく手植えしていった。収穫は来年6月ごろの予定。

 作業をしていた農家の照屋守和さん(71)は「ここ数年不作が続いていて、次の収穫次第では品種の変更も考えないといけない。これからが勝負」と汗を拭った。