子の居場所に「一人じゃないよ」巨大壁画 アーティストの英さんが描く 琉球リハビリ学院


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子どもの居場所に描かれている壁画=17日、金武町の琉球リハビリテーション学院

 【金武】沖縄県金武町の琉球リハビリテーション学院で17日、横4メートル、縦2.5メートルの壁画が完成した。町からの委託で同学院が運営する子どもの居場所「HARU」に掲示される。同学院を運営する智晴学園の儀間智理事長は「夢のある絵だ」と話している。

 絵は「LOVE」「HAPPY」などのメッセージのほか、ユニコーンなども描いている。絵を描いた東京を拠点に活躍するアーティストの英(はな)さんは「一人じゃない、と子どもたちに感じてもらえれば」と話した。子どもの居場所には小学生から高校生まで約20人が通っているという。

 琉球リハビリテーション学院と英さんを取り持った人材育成などに取り組む「ギブネスインターナショナル」の矢澤祐史代表は「彼女の込めたぬくもりを絵で感じてもらえれば」と語った。