2300個のキャンドルで「誇」 沖縄市3小中学校のPTAが企画 「コロナに負けず夢と希望を」


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キャンドルで子どもたちにエールを送った美東中、高原小、比屋根小の3校PTAのメンバー=16日、沖縄市の美東中学校体育館(提供)

 【沖縄】沖縄市立美東中PTA(長義勲会長)、高原小PTA(田場亜紀会長)、比屋根小PTA(森山秀樹会長)が16日、合同で「美東中ブロック・キャンドルナイト2020」を同中学校体育館で開いた。3校の児童・生徒数に近い約2300個のキャンドルをともした。新型コロナウイルスの感染拡大で活動が制限される中、子どもたちに「夢と希望を持ってほしい」とエールを送った。

 事前に児童・生徒が紙コップに夢や目標を書き、絵を描いた。16日は各PTAから30人余が参加し、紙コップにLEDライトを入れてキャンドルにして体育館に並べ、文字や絵を作った。

3校のPTAが合同で開いたキャンドルイベントでともされた「誇」の文字(提供)

 体育館の照明を落とすと「誇」の文字が浮かび上がった。イベントは感染防止のため一般公開せず、撮影した映像をインターネットで公開した。

 比屋根小PTAの森山会長は「昨年は新型コロナの影響で、子どもたちは、やりたいことがなかなかかなわない1年だった。今年はコロナに負けず、夢と希望を持てる年にしてほしい」と話した。