【本部】伊豆味公民館(沖縄県本部町)で開かれる「放課後子ども教室」に通う児童ら約30人が1日、伊豆味の久場みかん園(久場兼松代表)で、旬のタンカン狩りを体験した。子どもたちは皮をむくのに苦労しながらも、実を食べると笑みがこぼれた。
ミカン狩りは町主催企画で、はじめに久場代表のあいさつなどがあった。児童から「おいしいミカンは何色」との質問に、久場代表は「太陽が当たっていて色つやが良く、赤みがかっているもの」と丁寧に答えていた。夢中でタンカンを頬張っていた森下瑛太さん=伊豆味小6年=は「ミカンのおいしい伊豆味が好き」と笑顔だった。
保護者の比嘉藍子さん(40)は「農家の人がミカンを育てる上で大変な思いをしていることを、子どもたちにも感じてほしい」と述べた。
タンカン狩りは2月中は楽しめる。