【写真特集】沖縄国際映画祭 仲田幸子さん、かりゆし58ら…2万5千人を楽しませる


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「こんな、菊灯りの夜に」の舞台あいさつでリラックスした表情を見せる(左から)空馬良樹、棚原里帆、松田正監督、主演の山城皆人、新垣正弘=17日

 「島ぜんぶでおーきな祭 第13回沖縄国際映画祭」(沖縄国際映画祭実行委員会主催)が17、18日の両日、那覇市の桜坂劇場とホテルアンテルーム那覇、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで開催された。「もう一度、映画館からはじめよう!」をキャッチフレーズに、2日間で桜坂劇場で26作品、オンラインで25作品の映画が上映され、延べ2万5千人が参加した。

写真と共に、撮影を振り返った主演の仲田幸子(左端)と仲田まさえ(左から2人目)「なんくるないさぁ劇場版」(野田孝則監督)の舞台あいさつ=18日

 「地域発進型映画」枠では、初恋クロマニヨンの松田正が初監督を務めた、読谷村の電照菊畑を舞台にした「こんな、菊灯りの夜に」や、同じく真栄平仁(ひーぷー)が初めてメガホンを取った、うるま市が舞台の「闘牛女子。」など新進気鋭の作品が光った。「特別招待」枠は、「リスタート」「女たち」「夢の残像」「メイド・イン・ヘヴン」の4作品を上映した。東京と中継を結んでの舞台あいさつ上映など、コロナ下で可能な限りの演出を施し、来場者を楽しませた。

 「クリエイターズ・ファクトリー2020 U―25映像コンペティション」は、グランプリに大河聡監督の「阿頼耶識(ARAYASHIKI)」、審査員特別賞に西村翼監督の「Sea you again」が選ばれた。映画祭の様子を写真で紹介する。
 (写真撮影・藤村謙吾、田中芳)

地域発信型映画「演じる女」(照屋年之監督)で劇中に歌われる「かなさんどー」を披露する仲田まさえ=17日
映画祭の上映作品に絡めながら、代表曲「電照菊」や「アンマー」などを披露するかりゆし58の前川真悟(左)と新屋行裕=18日

「夢の残像」の舞台あいさつに登壇する(前列左から)真栄城美鈴、蓬莱つくし、(後列左から)新垣正弘、主演の嘉人、岸本司監督=18日
「リスタート」(品川ヒロシ監督)で初主演作への思いを語るEMILY。舞台あいさつは東京と会場をつないでリモートで行われた=17日