
【糸満】糸満南こども園(新垣ひとみ園長)では、長さ30センチ以上、太さ5センチ以上の「おばけきゅうり」がたわわに実った。1日、ゆうな組の4~5歳の園児23人が2回目の収穫をした。きゅうりは大きく、ごつごつしていることから、園児たちが「おばけきゅうり」と名付けた。見た目はゴーヤーに似ているが、香りや味はきゅうりという。初めて収穫した時にはスティックにして、園児たちの要望で塩やマヨネーズ、チョコレートにつけて試食した。
きゅうりは、5月の大型連休前に苗を植えた。毎日「おいしくな~れ、おおきくな~れ」と、園児たちが、おまじないをかけながら水やりをした。野菜を育てるようになってからは、給食で苦手な野菜に挑戦する子も増えたという。保育士の長島槙乃さん(28)は「休んでいる子の水やりも自主的にやっていた」と話し、園児たちの成長を喜んだ。
