ペットボトルのキャップ3000個で作った!宜野座村社協の看板


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【宜野座】宜野座村社会福祉協議会の正面玄関にこのほど、ペットボトルのキャップを使用した看板が掲げられた。

ペットボトルキャップで製作された宜野座村社協の看板

 同社協にはこれまで看板がなかったことから、金武司会長が「デイサービスを利用される皆さまと一緒に、看板製作に取り組めないか」と発案した。デイサービスで手工芸を担当している石川香代子さんを中心にペットボトルのキャップでの看板作りが始まった。使用されたキャップは3千個で、職員や社協に関連する福祉事業所により集められた。

 デイサービス利用者と職員が一丸となり、工作用ボンドを使用し、一つ一つのキャップが丁寧に取り付けられた。宜野座村のゆるキャラ「ぎ~のくん」もかわいく再現され、宜野座村の誇る豊かな自然「水と緑と太陽」も背景にきれいに盛り込まれている。

 看板の前には、村の管理する「農村公園広場」の心地良い緑が広がり、宜野座村祭りや児童、園児との交流会など、さまざまな催しや行事が開催される。

 「早く看板のお披露目会を盛大に行いたいね」と、デイサービスの利用者から声も寄せられている。
 (池邉賢児通信員)