ギネス認定! 折り紙2698枚で「100」 北大東小中、創立記念に島民らと制作


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完成した「100」という数字を前に世界記録へ挑戦する園児、児童生徒、保護者、教職員=6日、北大東小中学校体育館

 【北大東】北大東小中学校(島袋勝範校長、児童生徒数52人)は「世界一、枚数の多い折り紙で作った数字」で見事、ギネス世界記録に認定された。11月16日に報告を受け、同校は喜びに沸いた。

 北大東小学校創立100周年記念実行委員会(実行委員長・大城勇太PTA会長)は記念事業の一環で、6日に同校体育館で「ギネス世界記録に挑戦」を実施した。こども園・小中学校の児童生徒や保護者、教職員で縦3メートル、横5メートル、2698枚の折り紙で「100」という数字を完成させた。

 5枚の板にパーツに分けて、ていねいに貼り付けていった。それぞれのパーツが出来上がると拍手や歓声が沸き起こり笑顔が見られた。

 子どもからお年寄りまで島民みんなでギネスに挑戦しようと、同実行委員会は折り紙やチラシ、ポスター、回収箱を村内各所に設置して、島民に協力を呼び掛けた。目標枚数を超えることができたとし、社会福祉協議会やデイサービスのお年寄りをはじめ、協力してくれたすべての島民に感謝した。

 (上地順子通信員)